特定健康診査

那須塩原市の特定健診は集団健診の形と個別健診の形で受診できます。前もって市で受診券を発行してもらい受託医療機関で個別の特定健診を受けられるようになりましたので、積極的に受診して下さい。受診の際は希望の医療機関にお電話等でご確認下さい。当院では当初特定保健指導も行なう予定で準備を整えましたが、ニーズが無い為保健指導は中止いたしました。特定保健指導については保険者の指示に従ってください。詳しくは那須塩原市市民福祉部保健課国民健康保険係(0287-62-7129)までお願いします。社会保険加入の方については、各保険者にお問い合わせ下さい。

 特定健康診査はメタボ健診とも呼ばれています。メタボリックシンドローム予備群を早期発見し、生活習慣の改善等を指導して健康な生活を維持できるようにしようという事が目的です。メタボリックシンドロームって何でしょう?最近、マスコミ等でも盛んに取り上げられていますから、名前は良く聞くと思います。小学生でさえその言葉だけを知っています。内容をわからず困ったことに「メタボ君」などと言っていじめの言葉に使われる場面もあるようです。
 ここで少しメタボリックシンドロームの勉強をしてみて下さい。厚生労働省のHPにある
 「厚生労働省メタボリックシンドロームを予防しよう!」にリンクを張ります。どうぞご覧下さい。

メタボリック症候群該当者、予備群の状況はどうなっているでしょう。これも厚生労働省のHPからご覧下さい。


 実際の健診の項目は、次のようになっています。健診項目
 そして、健診結果から階層化という作業が行われ報告されます。その方法は?階層化
 
 日本は国民皆保険で、国民健康保険(国保)または、社会保険(社保)に加入する事になっています。特定健診・特定保健指導はこれまでと違って、保険者に実施義務を負わせて受診率を上げ、しっかりした指導のもと結果を出そうというものです。皆さんのところには加入している保険者から、特定健康診査受診券、特定保健指導利用券が届きます。記載の有効期限内に、指定の健診機関を受診して下さい。

 当院では、これまでも那須塩原市で行っていた住民基本健診の個別健診には協力してきましたが、今後、地域住民の健康管理に更に積極的に取り組む為に、特定健康診査を行う事業者として登録しました。当地区の医師会と国保保険者の間での契約に従い、国保被保険者の特定健診を受託するのにくわえ、社会保険被扶養者の特定健診も受託します。規模が小さいので受託可能人数には限りがありますが、確かな健診を目指し、地域住民の健康管理により一層の努力をする所存です。

  以下に届出に必要な「運営についての重要事項に関する規定」の概要を掲載してありますのでご覧下さい。
次のボタンをクリックしてご覧下さい。  健診機関

 最後にこの制度の基本プログラムの概要が記載された厚生労働省のページへリンクを張ります。こちらは専門的な内容になっていますが、興味がある方は一度ご覧下さい。

標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)概要