睡眠時無呼吸症候群とは?
 睡眠時無呼吸症候群と呼ぶより「スリープアプネア」と言った方が一般の方にも聞き覚えがあるのかもしれません。英語では、"Sleep apnea syndrome"略して「SAS」です。
 寝ている時に何度も無呼吸・低呼吸を繰り返し、熟睡できずに昼間の眠気や、起床時の頭痛など様々な合併症を引き起こす病気です。
 睡眠中に大きなイビキをかく、夜中に何度も目が覚める、日中傾眠や居眠り運転を起こしそうになるなどの症状があり、日本人の2〜3%の患者がいると推定されており、その数は300万人以上いると言われています。
 2003年には山陽新幹線の運転手が居眠り運転をして、その原因がSASだったという事で、この時はマスコミが大々的に取り上げて医療機関への受診希望者が一時的に激増した事がありました。しかし、その後はあまり騒がれず、また、特徴的な症状に乏しいため、大多数の患者さんがいまだ未治療のまま過ごしているのが現状といわれています。
 これまでの詳細な検査では入院が必要で、働いている方には、心配でも中々受診し検査する機会を持てずにいる方も多いかと思います。
 今回当院で取り入れた検査なら、自宅での検査で、スクリーニング検査ができます。検査料も保健適応となりますので、初診で検査の説明等行い、検査終了後検査器具を届けていただいた後、一度再診をしていただいた場合、3割負担で3,760円とそれ程大きな負担にはならないと思います。
 少しでも心配に思っている方は、是非、一度検査をすることをおすすめします。
 詳しいことを知りたい方は下記のHPを尋ねてみてください。

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